横浜生まれ。
19才で語学研修のためロンドンに渡り、その後、通算九年に渡る英国生活を経て、東京にある外資系銀行で人事、教育研修などに携わる。十五年程前、時間に追われるストレス過剰の毎日の中で始めた瞑想の実践をとおして、誰もが持つ自然治癒力、気、またストレスケアに関心を持ち、独自の研究をはじめる。
1993年9月、ワシントンD.C.にある世界銀行本部から日本人初めての人事マネージャーとしてヘッドハントされ、その後4年余り勤務する。世銀では世界中から集まった職員に対して職場の人間関係、効率的な組織作り、チームワーク、キャリア・プランニング等のカウンセリング、アドバイスにあたる。また終末ケアに関心を持ち、ボランティアとして不治の病に直面する人々やその家族の心のケアにあたる。
1998年以降、独立して現在は全国各地での講演活動、キャリア・コーチおよび企業の人事コンサルティングをおこなう。講演のテーマは「日常生活を輝かせるためのコツ」「たたかわないコミュニケーションスキル」「新しい時代の新しい考え方」など。参加者の直面する実際のケースについてアドバイスするケーススタディ方式の講演会が人気。
2001年3月にアメリカの友人から受け取ったインターネットのメッセージ「100人の村」を訳し、発信したものが日本中を駆け巡る。その訳文が後に「世界がもしも100人の村だったら」というベストセラーを生み出す元となったため、原文の訳者としても注目されている。
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